発達障害当事者協会設立準備室のための発足式が行われました

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お知らせ

平成27年4月6日、「発達障害当事者協会」の設立準備室開設のための発足式が行われました。

これまで発達障害者支援は、(一社)日本自閉症協会を始めとする親の会・学会・研究会・職能団体の懸命な努力により維持されてきました。
平成16年に『発達障害の支援を考える議員連盟』が結成され、翌平成17年4月1日に発達障害者支援法が施行されました。
それとともに同上の団体が協力し、(一社)日本発達障害ネットワークが誕生し、行政と一体となって支援活動を行うことが可能となりました。
本年は、発達障害者支援法施行から10年目の節目の年となります。
一人でも多くの当事者が、差別や偏見を受けることのない社会にすべく、みなさんの知恵をお借りしたいと思います。

「NPO法人日本トゥレット協会」の駒井理事もお祝いに駆けつけて下さいました。
発達障害には、自閉症スペクトラム(ASD)、学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、トゥレット症候群(チックほか)などがあります。

「発達障害」という言葉は、世間に認知されてきました。しかし実際の症状がどのようなものかについては、まだまだ認知度が低く、進学や就労、社会生活に困難を抱えている人が沢山います。
全ての発達障害者が安心して暮らせるように、たくさんの方々の声をお寄せ頂きたいと思います。
入会は、当事者(診断・未診断に関わらず)ほか、ご家族・周囲に発達障害者のいる方・支援者・教育関係者・関心のある方など幅広く受け付けています。

ようやくスタートラインに立つことができました。
発起人一同がんばってまいりますので、どうか応援してください!

「発達障害当事者協会」設立準備室 発足にあたって

親の会などの懸命な努力により、幼児期・学童期における発達障害の認知は高まり、その時期の支援は以前より格段に充実してきました。
しかしながら、大人の発達障害者本人の声はなかなか社会に届いていません。
なぜなら発達障害者は結集することや発信することを得意としないからです。
私達は、その声を確実に社会に届けたいと願っています。
発達障害を持つ大人の、より多くの声を集め、信頼性の高い確実な情報発信をしていきたいと考えています。

1人の力ではできません。
どうか、仲間になって、私達に力を貸してください。

発達障害をもつすべての人が、自分らしく輝いて生きていける日本を創っていきましょう!

「発達障害当事者協会」設立準備室 代表 菊田史子

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