【続報】アトモキセチン製剤の安定供給について

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 昨日(2025年8月26日)の当会の陳情を受け、厚生労働省は翌8月27日、アトモキセチン製剤の安定供給に関する協力依頼を公式に発表しました。
 迅速にご対応いただいた厚生労働省および関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

 この発表により、現在のアトモキセチン製剤の供給状況が明らかになり、医療機関や薬局への協力が呼びかけられています。この記事では、その発表内容のポイントを分かりやすく解説します。

厚生労働省からの公式発表

 詳細については、以下の厚生労働省のウェブサイトから直接ご確認いただけます。

発表内容のポイント

 今回の発表の主なポイントは、「現在の供給状況」と「医療機関・薬局へのお願い」の2点です。

1. 現在の供給状況について

  • 【背景】
    令和6年9月に先発医薬品(ストラテラ)が不純物(ニトロソアミン類)の検出により製造停止となり、後発医薬品も限定出荷の状況が続いていました。
  • 【現状】
    現在、供給の主体は後発医薬品メーカーに移っており、各社が増産体制を強化した結果、令和7年6月時点での総供給量は、先発品の製造停止前の供給量を上回っています。
  • 【今後】
    引き続き、複数の後発医薬品メーカーが更なる安定供給に向けて取り組んでいます。

 要するに、市場全体でのお薬の量は十分に確保されているということが国から示されました。

2. 医療機関・薬局へのお願い

 お薬の総量は足りているものの、一部で偏りが発生しないよう、以下の協力が呼びかけられています。

  • 医療機関へ
    不安から必要以上の在庫を確保するような過剰な発注は厳に控えるようお願いします。
  • 薬局へ
    自店舗の在庫だけで対応が難しい場合でも、近隣の薬局と連携して薬を融通しあうなどの調整をお願いします。

まとめ

 今回の厚生労働省の発表は、アトモキセチン製剤の供給量自体は不足していないことを明確に示すものです。

 現在、一部でお薬が手に入りにくい状況があるのは、流通過程での一時的な偏りが原因と考えられます。この発表を受けて、医療現場で冷静な対応が広がることで、本当に薬を必要としている方へ安定して供給される環境が整うことを強く期待します。

 患者さんやご家族の皆様におかれましても、この情報をご理解いただき、過度なご心配をなさらないようお願いいたします。

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