本年は、コロナ禍が空けて本格的にリアルの当事者会を再開した会も増えたため、継続していく意義を考え地域の社会資源として機能する当事者会の役割をテーマにしました。
Xのフォローワが1万人を誇る人気精神科医で成人期発達障害を専門に見ている柏淳先生をお招きして大人の発達障害者が生きやすくなるヒントをお話して頂きます。
また、発達障害者が病院やデイケアを卒業した後の行先は当事者会(自助会)なので、デイケアと自助会の連携を考えている昭和大学の太田晴久先生を招き、医療と当事者会の連携についての講演をします。また、どうすれば社会資源同士が連携出来るためを考えるディスカッションも併せて行います。
更に東京都発達障害者支援センターおとなTOSCAが4月1日より新宿区の晴和病院に移転することから、新制おとなTOSCAや清和病院の話、支援センターの役割や相談についてセンター長の加藤進昌先生にお話頂きます。
●日 時 令和7年7月21日(月・祝) 10:00~17:40 (途中休憩あり)
●会 場 北とぴあ1601会議室 東京都北区王子1-11-1
●参加費 1,000円 (資料代として) ※資料は当日会場で配布いたします
●懇親会 3000円 (希望者のみ・食事飲み物付き) 18:00~20:00
●定 員 80名 (コロナ規制が撤廃されたためリアル会場のみで行います)
●参加条件 発達障害の当事者会・家族会等の運営スタッフ及び今後当事者会・家族会等を開きたい
と思っている方、発達障害当事者会を支援している支援者(行政の担当者含む)、
就労移行支援やデイケア等の自助グループの方やその支援者も参加頂けます
<研修カリキュラム>
10:00~10:10 オリエンテーション
10:10~11:00 「国・都などの発達障害施策・制度について」
講師: 東京都福祉局障害者施策推進部精神保健医療課課長代理 永谷昌也 氏
11:00~12:00 「東京都発達障害者支援センターについて」
(移転した新制おとなTOSCAについて・支援センターの相談内容や取り組みなど)
講師: 東京都発達障害者支援センターおとなTOSCAセンター長 精神科医 加藤進昌 氏
12:00~13:00 休憩
13:00~14:30 「大人の発達障害」 (質疑応答含む)
(成人期の発達障害を専門診察している医師の立場から成人期特有の問題や臨床で見えた事など)
講師: ハートクリニック横浜 院長 精神科医 柏淳 氏
14:30~14:45 休憩
14:45~15:15 「発達障害当事者の権利擁護について考えよう」
(全国発達障害当事者連絡会議の発足について、当事者の権利擁護の話など)
講師: 発達障害当事者協会
15:15~16:15 「発達障害と医療の連携」
講師: 昭和大学発達障害医療研究所長 精神科医 太田晴久 氏
16:15~16:30 休憩
16:30~17:30 当事者会と医療(病院・デイケア)との連携を考えるディスカッション・まとめ
講師: 昭和大学発達障害医療研究所長 精神科医 太田晴久 氏
コーディネーター: 目白大学大学院非常勤講師 山﨑順子 氏
最後のまとめには、柏淳先生も参加して頂く予定です
17:30~17:40 閉会のあいさつ・事務連絡
お申込方法 Peatixより4月20日よりお申込できます
URL https://peatix.com/event/4348618
お問合せ 発達障害当事者協会 jdda.or@gmail.com
※本事業は、東京都の協力及びパルシステム共済連の助成を受けて実施しております
※ 10:10~11:00のセッションの講師は当初、吉田昌一氏の予定でしたが、永谷昌也氏に変更になりました。