三笠書房への質問状に対する回答のお知らせ

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2025年04月24日、去る04月17日に三笠書房に対して送付した質問状について、回答がきたのでお知らせします。

質問および回答の内容について、下記に示します。


1.ASD、ADHD、精神疾患、更年期障害の方を「困った人」と捉えて出版することをコンプライアンス的に適切だとお考えでしょうか?


当社は、そのようには考えておりません。また本書籍は、世間で「困った人」と言われ
る人が、ASD、ADHD、精神疾患、更年期障害であるとは断定しておりません。


2.上記の障害や疾患を持つ人々を動物に例えるようなアートディレクションを適切
だとお考えでしょうか?


動物に例えたのは、「愛すべき人」を示す意図でした。その意図を正確に伝えるものと
してあのイラストが成功しているか否かは議論のあるところと考えておりますが、決し
て、「動物=人間より劣るもの」という図式を肯定して作成されたものではありません。


3.ASDの人を「異臭を出す人」、ADHDの人を「人の手柄を横取りする人」とい
う一方的な断定については、貴社の見解として適切だとお考えでしょうか?


当社は、「ASDの人を『異臭を出す人』、ADHDの人を『人の手柄を横取りする人』
と断定すべきではない」と考えており、そのような断定は不適切だと考えております。
また、本書籍においても、そのような断定的な表現はしておりません。


4.補足
予告をご覧になってのご意見であると受け止め、それ自体として重要だと感じており
ますが、本書籍をお読みいただき、全体の文脈の中でご判断いただきたく願っており
ます。


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